FX業者の信頼度
FX業者に限らず、銀行や証券でも自分の大切な資産を
預ける会社の信用度は気になる所です。
まずFX業者をどこまで信用して良いのか?ですが、
結論から言えば「まったく信用しない」のがベストです。
身も蓋もなく取引するなという意味ではありません。
ただどんなに信用があると思っていても山一みたいに
破たんする事もあれば、ライブドアの様に一夜で消える事も
世に中にはあっても不思議じゃないのが現実です。
でも出来ればそんな面倒には巻き込まれたくありませんから
出来るだけ信用できるFX業者を探します。
ここではすごく単純化してまとめますが、
あくまで絶対大丈夫という業者はないと考えて下さい。
◆上場企業である事
最も分かりやすく明快ですが、上場企業である以上は
企業経営に透明性が求められるので、会社の財政面など
企業のIR情報は簡単に得る事が可能です。
◆資本金が大きい事
資本金が大きい事がそのまま財政面の良さではありませんが、
一定の基準程度にはなります。
◆会社のホームページ上で保管先・保管方法が明記
顧客の資産の管理方法をHP上で明確に示している事。
分別保管は法制度上当然ですが、信託保全などの措置を
しっかりと取っているかどうかが重要です。
最近でもこの点で行政処分となった有名FX業者があり、
顧客の資産の管理方法は重要な判断のポイントです。
◆会社の経営履歴
会社の生い立ちみたいなものですが、
会社の歴史は古くても、最近他の会社に経営が移ったとか
実質経営している企業の過去にトラブルはないかなどです。
◆会社(グループ)の規模
FX業者の中には本体が大きい企業が運営している
場合もあり、その場合にはFX業者の信頼度が本体の
経営にも波及する可能性を踏まえているので
比較的保守的で無難な経営をしているものです。
例を挙げればNTTスマートとかFXプライム(伊藤忠)です。
上記の条件をすべてクリアしていても完全に安心ではなく、
肝心なのは「破たんしても大丈夫かどうか?」・・です。
破たんした場合の顧客の資産は預金の様にペイオフで
1000万円まで保護されると言う事はありません。
その場合は通常の債権者同様に取り合いです。
それを防げるのは信託保全が最も有効で、
信託法によって信託分の全額が保全される事になります。
この時注意したいのは信託割合です。
FX業者でも信託保全を全額100%の場合もあれば、
預けた資産の20%の場合もあるのが現状です。
業者の破たん時のリスクを考えて信頼度を考える場合は
会社の事をあれこれ探るよりも保管方法を重視すれば
信用度に関わらず安心して取引が可能になります。